いつの間にか
たけうちみずゑが
[店の人]に
chon-muop/memo#2のお店は
仙川の「niwa-coya」
渋谷橙による
展示
―はじめは、誰もいなかった
けど
言葉をとどけ
光を見つけ
においが立って
京王線の仙川駅を降り
商店街を抜け
静かな街並みに入っていくと
「niwa-coya」があります
お店が
だんだん
様変わりしていき
藤原直美が
[客]としてカウンターに座ると
―はじめは、ハジメさんが、いた
ひとつのお店がある。
お店の人は、ひとり。お客も、ひとり。
お店の人はお店の人らしい事を話し、
お客はお客らしい事を話す。
いま、そこには、その二人よりももっと多くの人がいる。
「niwa-coya」は「サボテン」